検査
検査(車検)

点検・整備を実施した後、国が定めた検査項目により、クルマが保安基準に適合しているか検査します。整備工場には指定工場と認証工場があります。それぞれ車検を依頼した場合、指定工場では、工場内で点検・整備を行い、同じ工場内に設置している検査設備等で検査(車検)をし、陸運支局に必要書類だけを提出することにより、新しい車検証などを交付してもらいます。
一方、認証工場では、工場内で点検・整備を行い、運輸支局などの検査場でクルマを提示の上、検査(車検)を受け、必要書類の提出を行い、新しい車検証などを交付してもらいます。

サイドスリップ検査

■サイドスリップ検査

直進安定性のチェックを行います。完全に平らな場所でハンドルから手を離したときに100mで5m以内の横滑り(サイドスリップ)が基準です。テスターでは基準値を換算して横滑り量が1mで5mm以内かを検査します。
ただし、あくまでも簡易的なチェックであるため、クルマの総合的なホイールアライメントを検査しているものではありません。

 
ブレーキ検査

■ブレーキ検査

前輪と後輪のブレーキおよびパーキング・ブレーキの効きが基準に適合しているかを検査します。

 
スピードメーター検査

■スピードメーター検査

スピードメーターが正確に作動しているかの検査です。メーターに表示されるスピードと実際のスピードとの誤差を測定します。タイヤのサイズを変えると誤差が出る場合もあるので注意が必要です。

 
ヘッドライト検査

■ヘッドライト検査

ヘッドライトの光量や向きが基準を満たしているかの検査です。なお、ヘッドライトの照射方向は対向車の運転者の眩惑を防ぐため、日本ではやや左向きに設定されています。

 
排気ガス検査

■排気ガス検査

排ガスの中の一酸化炭素(CO)と炭化水素(HC)の濃度が基準内かを調べます。

 

上記の検査機器を使った検査のほかに、ライト類(左右のウインカー等)の点灯・点滅状態、ワイパーとウォッシャーの作動状態、警音器の作動状態、クルマの下廻りなどの検査が行われます。

【取材協力】和幸工業株式会社千葉ニュータウン店(千葉県印西市)