第1回 定期点検って何だ?
第2回 定期点検でエコロジー
第3回 定期点検をしないと・・・
第4回 定期点検はキチンと受けよう

愛車を末永く快適に使うためには、普段からクルマの状態を把握し、状態に応じた整備が必要です。特に、部品の消耗・劣化は、重大な故障につながります。
安心・安全なカーライフを送るために、予防整備といわれる定期点検の実施がポイントです。正しい知識を身につけ、故障予防のためにもプロによる定期的な点検を実施しましょう。

第4回 定期点検はキチンと受けよう

このコーナーでは定期点検についてお話してきましたが、今回で最終回です。
クルマを上手に利用することも含めて、定期点検の内容や必要性をもう一度おさらいしてみましょう。

●「車検」と「定期点検」は別物です。

第1回でも「車検」と「定期点検」の違いについて述べましたが、車検は検査時点で国が定める最低限の基準に適合しているかを検査するもので、次の車検までの安全性を保証するものではありません。一方「定期点検」は、劣化や摩耗するクルマの部品をチェックして、故障が発生する前に整備する「予防整備」ですので、この違いをよく理解し、定期点検を確実に実施しましょう。

●点検・整備はユーザーの義務です。

自動車ユーザーには、法律(道路運送車両法等)により、自動車を点検・整備し、適正な状態に維持すること、および定期点検の実施が義務付けられています。

自家用乗用車の定期点検には、車検と車検との間に行う「法定1年点検」と、車検と同時期に行う「法定2年点検」があります。
2年点検は、今述べたように車検と同時期のため、整備工場に車検を依頼する際に、、多くのユーザーが実施していますが、1年点検については、フロントガラスに貼付してある定期点検整備済ステッカー(第1回参照)等でよく実施時期を確認して、忘れずに実施しましょう。
また、2年点検についても、ユーザー自身が国の検査場へ自動車を持ち込み、車検を受けた場合や、ユーザー車検代行業者に依頼して車検を受けた場合は、実施していないケースがほとんどですので、車検が通った場合でも安心せず、整備工場で予防整備である定期点検を実施するようにしましょう。

なお、点検にはユーザー自身が行う「日常点検」もあります。長距離走行前や、洗車の際などに行いましょう(日常点検について詳しくはコチラ)。日常点検が自分でできない、あるいは不安だという場合は、整備工場で点検してもらいましょう。

●定期点検を実施するメリット

定期点検(予防整備)を実施することで次のようなメリットが生まれます。
・トラブル防止やクルマの性能の維持、安全の確保
・燃費の改善などによる省エネルギー性能の維持
・CO2排出量の削減など環境保護にも貢献

●安全・安心な車社会の実現をめざしましょう。

安全・安心な車社会の実現をめざしましょう。

クルマは、点検を怠るとトラブルが発生し、大渋滞の原因になったり、大きな事故に発展したり、周囲に対してさまざまな悪影響を与えてしまうことになりかねません。
点検・整備の実施は、クルマの性能や安全を守るだけでなく、人や環境に対するドライバーの果たすべき社会的責任です。そのためには、点検・整備のプロである整備工場のサポートが欠かせません。

ドライバーであるあなたが、日頃からクルマの健康を管理し、整備工場で定期点検を確実に実施することで、私たちの暮らしを、地球を守りましょう。


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