第1回 定期点検って何だ?
第2回 定期点検でエコロジー
第3回 定期点検をしないと・・・
第4回 定期点検はキチンと受けよう

愛車を末永く快適に使うためには、普段からクルマの状態を把握し、状態に応じた整備が必要です。特に、部品の消耗・劣化は、重大な故障につながります。
安心・安全なカーライフを送るために、予防整備といわれる定期点検の実施がポイントです。正しい知識を身につけ、故障予防のためにもプロによる定期的な点検を実施しましょう。

第1回 定期点検って何だ?

●どこが違う、車検と定期点検。

車検と定期点検ってどこが違うの?そんな声をよく耳にします。

整備工場では車検時に定期点検も同時に実施するので、車検と定期点検を混同しているドライバーもいるようです。
違いは、安全性や公害防止などの対応が定められた基準(保安基準)に合っているかを検査するのが「車検」であるのに対して、「定期点検(定期点検整備)」は、故障やトラブルが起こらないように事前に点検・整備する点です。

どこが違う、車検と定期点検。

車検は基準に適合していれば合格ですが、それはあくまでも検査時点のこと。合格したからといって、次の車検までの安全性が保証されているわけではありません。

一方、定期点検は【予防整備】ともいわれており、不具合箇所や不具合になるおそれがある箇所を事前に点検・整備し、故障を未然に防ぐために行います。つまり、日常の安全走行や公害防止を確かなものとするために実施するものです。

●1年点検と2年点検(自家用乗用車の場合)

定期点検には1年点検と2年点検があり、それぞれ実施が義務付けられている法定点検です。

1年点検の点検項目は26項目で、2年点検はそれに30項目を加え56項目になります。点検整備を受けたときに記録される「定期点検用点検整備記録簿」で点検の内容を知っておきましょう。

定期点検は、【予防整備】としてクルマのトラブル防止や性能の維持を図るだけでなく、燃費が改善するなどエコロジーにもつながります。詳しくは第2回から第4回でお伝えします。

1年点検と2年点検(自家用乗用車の場合)

定期点検を実施すると、「点検整備済ステッカー(写真)」をフロントガラスに貼ります。これは、確実に定期点検を実施しましたという証であり、次の定期点検の実施時期を外から見ても分かるようにお知らせするものです。整備工場では、プロとしての知識と技術を生かして厳しくチェックし、必要に応じて整備を行います。

安心と安全を手に入れるため定期点検を確実に実施しましょう。