第1回 定期点検って何だ?
第2回 定期点検でエコロジー
第3回 定期点検をしないと・・・
第4回 定期点検はキチンと受けよう

愛車を末永く快適に使うためには、普段からクルマの状態を把握し、状態に応じた整備が必要です。特に、部品の消耗・劣化は、重大な故障につながります。
安心・安全なカーライフを送るために、予防整備といわれる定期点検の実施がポイントです。正しい知識を身につけ、故障予防のためにもプロによる定期的な点検を実施しましょう。

第3回 定期点検をしないと・・・

自家用乗用車の定期点検は、1年および2年ごとに実施することが法律で定められています。定期点検実施の必要性を知りながら「今まで大丈夫だったから」「毎日、忙しいから」と、ついおろそかにしがちなドライバーの方もいるのではないでしょうか?
では、きちんと点検・整備をしていないとどうなるのでしょうか?

●整備不良が招く事故や渋滞

クルマは、公道を走るという性格上、走行中のトラブルが大渋滞の原因になったり、最悪の場合、他人の命を脅かしたりするような事故に発展することもあります。

たとえば、バッテリ液が不足して充電量が足りないと、エンジがかからないかもしれませんし、ファン・ベルトの劣化を放置してベルトが切れてしまうと、オーバーヒートで走行不能になってしまうことも。

定期点検をしないと・・・

また、タイヤのキズがもとで、高速走行時に万一バースト(タイヤ破損)等を起こすと、他人を巻き込む大事故につながる恐れもありますし、ブレーキ液の異常な減りを見逃すと、ブレーキが効かないといった事態になる可能性もあります。

エンジンが不調なときの排気ガスは、大気汚染など環境問題にも関係してきます。

このように、点検を怠るとトラブルが発生し、周囲に対してさまざまな悪影響を与えてしまうことになりかねないのです。

●定期的な点検・整備で安心・安全を

クルマの部品には消耗・劣化するものがあります。バッテリやオイル、ベルト類などのように時間の経過、温度変化などで劣化する部品や、タイヤやブレーキ・パッドのように走行によって摩耗する部品があります。

それらをチェックして、故障が発生する前に整備するのが「定期点検」です。自家用乗用車の場合、定期点検は1年点検と2年点検があり、それぞれ点検する項目が細かく定められています。

なお、第1回の「定期点検って何だ?」でも触れましたが、車検は検査する時点で基準に適合しているかどうかを検査するもので、次の車検までの安全性が保証されているわけではありません。車検に合格したからといって安心せずに、予防整備である「定期点検」をプロである整備工場に依頼しましょう。

愛車を定期的に点検しておけば、クルマの性能や安全が確保されるばかりではなく、燃料消費量やCO2 (二酸化炭素)排出量が抑えられ、セーフティードライブやエコドライブにつながります。

点検・整備でクルマの健康をきちんと管理し、安心・安全な車社会の実現をめざしましょう。


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